壮年性脱毛症とヘアサイクル

こんにちは!ekuriaです♪

今回は壮年性脱毛症とヘアサイクルの関係についてお話していきます^^*

 

薄毛・抜け毛は、頭皮の炎症、他の病気や薬剤の影響、そして老化など様々な原因が考えられますが、幅広い世代で最も多いのが、壮年性脱毛症です。一般的には遺伝性の薄毛または抜け毛のことを言います。

そして壮年性脱毛症にはヘアサイクル(毛周期)というものが大きく関係します。

 

♢ヘアサイクル(毛周期)の仕組み

髪の毛の本数はおよそ10万本あります。

髪には一定の寿命があり、成長したあと自然に抜け、再び同じ毛穴から新しい毛髪が生えます。

この繰り返しをヘアサイクル(毛周期)と言います。

ヘアサイクルは成長期(初期・後期)、退行期、休止期に分かれます。

通常、成長期の毛髪は全体の80~90%、休止期の毛髪は10~20%を占めると言われています。

 

♢ヘアサイクルが短くなることで起こる抜け毛

正常な頭皮のヘアサイクルに比べ、壮年性脱毛症の頭皮ではヘアサイクルが短くなる現象が起こっています。

1日に抜ける髪の毛は50~100本ぐらいで、100本以内であれば特に心配する必要はありません。

しかし、抜け毛の数がそれ以上になると壮年性脱毛症の可能性があります。

壮年性脱毛症の頭皮では次のような現象が起こっています。

 

-現 象-

≫毛髪 〔硬毛の軟毛化〕

 成長期の毛髪の割合が減少し、細い毛髪が増えると共に抜け毛が増えます。

≫毛包 〔毛包の縮小化〕

 成長期の毛包が十分に成長せず、早く退行期・休止期に移行してしまい、毛包が小さくなっていきます。

 

次回のブログで、壮年性脱毛症の原因と予防についてお話し致します^^*